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貧乏神が教えてくれた事。 [本]

疫病神貧乏神死神が教えてくれた幸せの法則
ISBN978-4-569-77637-8.gif

「エチカの鏡」で話題になったそうなのですが、まいんはその放送を見ていませんし、著者の塩崎さんの経営するたこやき屋さんもまいんの住む地方にはないので、全く知らなかったのですが、面白かったです。

著者の塩崎さんは、これまで七度に渡り会社を倒産させた経験があり、夜逃げも経験なさったそうです。
羽振りの良い時はホステスにハマり、愛人として関係を続けていましたが、会社が傾き愛人にも貢げない状況に。塩崎さんは奥さんに「彼女との関係を続けたい。お願いだからもう少し目を瞑っていてくれ」と懇願したそうです。そこで奥さんは愛人と塩崎さんと3人で話し合いをし、「夫とは離婚をしますからあなたは夫の面倒を見てください」と愛人に詰め寄ったそうです。
結局塩崎さんが愛人に土下座をして別れたそうですが、この奥さんの助けがなければ、塩崎さんはとっくに自分はダメになっていただろう、と語っています。

塩崎さんは今まで自分の経営が上手くいかなかったのは、(自分なりの)経営理念がなかったからだ、と振り返ります。

「人は心の傷を人生で負う。傷口から自分の未熟さが染み込んで人生を知る。傷の痛みを他人のせいにしていれば、人生は自分のものにならない。まして人生の達人となる事はできない」

塩崎さんは、どん底の生活を通して、家族の意見に耳を傾ける事の大切さに気づいた、と語っています。
とくに、奥さんのアドバイスには助けられているそうです。
どんなにどん底の状況になっても、子供達が愛想をつかしても夫を励まし続ける奥さんの姿は素晴らしいと思います。

今自分はどん底にいると思っている人達に、エールを送ってくれる本だと思います[手(グー)]




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日本の歴代総理大臣。 [本]

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最近、TVで似たような企画をやってたので記事にしようと思いました[手(パー)][わーい(嬉しい顔)]

この本はたしか小泉政権の時に出版されたものなので、小泉政権までの総理大臣が振り返れます。
麻生さんや福田さんは出てませんのでご了承ください[ふらふら]

この本を読むと、日本の内閣総理大臣がどんな人達だったか理解できます。
政策よりも、人間的なエピソードに重点が置かれてるかもしれません[ふらふら]

しかし、これを読むと、昔の政治家って、気骨があるよなあ。。。と感じずにはいられません。政治は長い時間をかけて判断しなくてはいけないものですが、決断力もない、外交力もない、もっと言うなら経済に対して打つ手もない今の政治家に比べたらねえ。。。等と思ってしまいます[バッド(下向き矢印)][ふらふら]

特に、前宮沢喜一総理が外相時代にソ連の外相と会議中、北方領土問題に話が及んだ時にソ連外相が「時間がない」と言って席を立とうとした時、
「今から一番大事な話をするんだッ」
とソ連外相を一喝したというエピソードが大変印象的でした。

似たような話で、前田中角栄総理が、キッシンジャー大統領補佐官に会談中、

「今からベトナム戦争の現況を説明するが、ひとつ断っておきたい。
日本は情報がすぐ外に漏れる。秘密が守られないのでは、説明できない。
と言われたそうです。前田中総理は

そういう事を言うのなら聞かなくていい

と言ったそうです。
今は世の中も変わっていますから、こんなクセのある人達は国内にも国外にもいないのかもしれませんが、やはりこれぐらいの豪気さがあってほしいですよねえ[ふらふら]

これ一冊で政治通になる、のはちょっと難しいですが(政治は難しい事がいっぱいです)名前だけは知っているけど、どんな人かわからない、というこれまでの歴代総理の意外な一面がわかるかもしれません[かわいい][手(チョキ)][わーい(嬉しい顔)]



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