恋するベーカリー。

またしても、メリルストリープの映画です。

恋するベーカリーというタイトルですが、
ベーカリーあんま関係なかったよね。



メリルストリープが夫を若い女性に寝取られ離婚したシングルマザーを演じています。

しかし、パーティーでの再会をきっかけに元妻とよりを戻そうとする元夫（アレックボールドウィン）。。。

そこに家の増築を頼んだ建築家とも良い感じになり、元妻、元夫、建築家の奇妙な三角関係ができあがります。
やや堅物の建築家を演じるのがスティーブマーティンというのもなかなか面白いです

特に元夫のアレックボールドウィンが良い仕事してます。
別れた元夫の図々しさ、言い訳がましさを本当にうまく演じてます

メリルストリープは今回の役は「プラダを着た悪魔」や「ジュリー＆ジュリア」のようなスーパーウーマンではありませんが、この女優さんの出る作品はみんなファッションやインテリアが素敵

女同士の会話もセレブな感じで見てるだけで贅沢な気分になります

あと、この映画の前に（５００）日のサマーというダスティンホフマンの「卒業」をちょっと意識してるような作品を観たのですが、何故かこの作品にもメリルストリープが家族と一緒に観てる映画には「卒業」が使われてました。
シンクロニシティ？？？

メリルストリープが好きな方は是非

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（５００）日のサマー。

より多くの人に見てもらいたい、そんな映画です。

まず、主演のジョセフゴードンが素晴らしい。
情けないキャラクターを器用に演じてますが、とてもスマートで素敵な俳優さんだと思います。

（５００）日のサマー


建築家を夢見るトムはある日会社に入社してきたサマーに人目惚れします。
価値観の違うサマーとトムの恋模様を描いた作品ですが。。。

以前ブログで紹介させていただいたダスティンホフマンの「卒業」も映画の象徴的な存在として端々に使われています。

この映画には愛する事の喜び、悲しみがたくさん詰まっています。

映画の世界に入っていくにつれ、あなたもトムのようにサマーに恋をしている事でしょう。

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アパートメント。

秋の夜長に、ツタヤでビデオを借りて来ました

アパートメント


主演はヴァンサンカッセルですが、名前しか知らなかったけど、この人カッコイイわ〜〜
まじ端正な顔立ちで印象に残る俳優さんです。

男女の関係を描いたミステリーとあったので、どんなもんかなーと思って借りたのですが、序盤の方は芸術的な映像に象徴的な描写が続くので、
「まあ、感覚的なミステリーって事かな？？」等と思っていたのですが、物語は中盤に近づくにつれどんどんその面白さを増していきます。

自らは手を下さず、マックスを愛するがゆえマックスとリザの関係を影ながら操り引き裂くアリス。

アリスを「運命」の象徴とするなら、人は何故真実に触れれず運命の罠にハマりつづけるのだろう？？

そして何故何も知り得る事なく運命を喜んで享受してしまうのだろう？？

マックスとリザが別れてもなお、マックスを追い、自分に近づけようとするアリス。

アリスの願いは、常に完璧な形で叶っている。

アリスはマックスの親友リュシアンの恋人でありながら、マックスを追い関係を持つ。


初舞台の劇場で、アリスはリュシアンがマックスを連れて舞台を観に来ている事を知り、客席に背を向け、初舞台を台無しにしてしまう。

落ち込むアリスをなぐさめるリュシアンにアリスは言う。

「どっちの私が好き？
化粧してる方？してない方？
それとも片側だけ？？」

結局マックスはアリスがリュシアンの恋人である事、アリスに芝居をされていた事に気づき、アリスにこう言う。
「女性を背中から見るようなものさ。確かめちゃいけないんだ」

そして、アリスはこう答える。
「彼女の何を知ってるの？
彼女はあなたを愛してた。すべてがあなたに近づくためだったとしたら？」

そんな事が理由になるだろうか？
愛する者に近づくために愛する者を不幸にしたのであれば、それは愛を通り越してただのエゴではないだろうか？？


マックスはアリスの靴のサイズがリザのサイズとは違っていた事に気づいた時、アリスの嘘に気づき始める。

それはアリスに疑いを持ったのではなく、マックスが真実に「目覚めた」からである。


物語は終盤まで、アリスの思惑に登場人物は翻弄され続ける。

しかし、ラスト、空港でアリスが待つ目の前で婚約者と固く抱き合うマックス。
マックスは、婚約者の肩越しに、冷たい目でアリスを見つめる。

マックスのように、目覚めた「賢者」になれれば、人は運命の仕掛けるばかげたゲームから抜け出せるのかもしれない。

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どこを見ても美男！！！

まいんはある日自分の家にあった「VOCE」をボーッと読んでました

別にメイクの研究をしてた訳じゃなく目当てのアイドルの特集ページを読んでたんですが、「美しい男子特集」みたいな特集があって、店員が全員男性読者モデルのカフェとか、（行きたいぃぃぃぃぃ）松尾スズキプロデュースの美しい男性しか出ないバラエティ番組とか、（そのバラエティ番組の美しい男性陣のプロフィールが爆笑もので、「メスの蚊しか寄らない」とか、「いっそ醜く整形したい」とか、すごいコピーばっかりなんですが。まず血を吸う蚊は全部メスだよ。）

その中で「スタジオライフ」という劇団の特集があったんですが、この劇団全員が男性で女役も男性がやるそうです。

見てみたいぃぃぃぃぃぃ。

「男性版宝塚」と呼ばれてるそうなんですが、正直宝塚にはちょっと憧れはあったんですが、DVDをヅカファンの子に借りて見てみたところ「このテンションついていけんわ。。。」て思っちゃった事があるもので。。。

また演目によってもイメージ違うとは思うんですけどね〜

でもこの劇団は全員男性面白そうだわ〜〜

しかも劇団から「雪月花」という音楽ユニットも出てるらしいです。
ユニット「雪月花」
http://www.studio-life.com/setsugetuka/index.html


劇団スタジオライフ
http://www.studio-life.com/

よくよく考えたら、男性読モカフェに行っても仲良くなれるわけがないと思ったので、それならいっそ舞台という仮想空間で美しい男性達を見ていたいと思いました

でも、まいんお芝居とか観に行かないんですよね。。。
多分観に行かないだろなと思いつつ、読モカフェか男性版宝塚か悩んだあげく、一番良いのはメガネカフェだなという結論に落ち着きました（何の話だ）

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アフロサムライ。

アフロサムライというアニメを観ました。
なかなか面白かったです。
アフロヘアーのサムライが父の仇を討つ為に殺し屋達を斬りまくる作品ですが、あまり万人向けの作品ではありませんが、（グロシーン満載＆超ダウナーな作品の為）ジャパニメーションでありながらアメコミのようなテイストを持つ新感覚の作品です。

ストーリーも、一見単純明快なように見せかけて、実はかなりトラウマ系ですので、グロシーン＆残酷なストーリーがお好きでない方は観るのをオススメしません。

あと、音楽がとってもカッコいいです。映像も素晴らしいので、まいんはなかなか良い作品だと思いました

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ガチンコ 喧嘩上等

まいんは、Vシネにはちょっとうるさいんです。

Vシネというか、基本暴力系映画にはうるさいんですが、特にＶシネは衰退する邦画界における日本のハリウッドなので、この伝統は厳かに継がれていくべきだと思う訳です。

しかし、映画界の不況に伴い亜流もまた生まれてくるわけです。


それがこれです。

ガチンコ　喧嘩上等


これはイケメンの不良が喧嘩したり友情を育んだり車で疾走（ドリフト）したりする映画です。

まあ、この映画に出て来る不良が皆揃いも揃ってイケメンな訳です。

もうね、裏の解説見るだけで

はいはいタイプタイプww

なんていうか、

美少女アイドル×制服

もしくは

二次元美少女×猫耳メイド

のように、または

イケメン×仮面ライダー

のように、

イケメン×不良

もまた安心のパッケージなわけです。

なんか大してお宝写真もないとわかってるのに美少女アイドルのグラビアつきの雑誌を買っちゃったみたいな感じですが

基本まいんのVシネを観る姿勢はひとしきり楽しんだ後
「少し暴力を美化しすぎでもっと人間ドラマに重点を置いてほしかったな」

とか

「少し泥臭く描き過ぎじゃないかな。もう少しスマートで切れ味の良い暴力描写でも良かったんじゃないかな」

とか訳知り顔で語るんですが、
基本この「ガチンコ　喧嘩上等」においてはそのように鑑賞するものではありません。

さらに、主演の久保田悠来さんは
「テニスの王子様」や「戦国BASARA」等に出演されていた方のようです。
狙ってるんですよねわかります。

今まで硬派・強面・バイオレンスを地でいっていたVシネ界がイケメン×不良という新たな産業に目をつけたわけです。

この映画、オープニングからイケメンの不良（訳あって喧嘩は封印している主人公）が出てきますが、脇を固める不良も

総番長で実は妹思いのイケメンの不良
メガネで常に秀才キャラ（基本セリフは棒読み）のイケメンの不良
三下で情に厚いがヘタレキャラのイケメンの不良などが出てきます。

なにこれなにこれどういうこと
ちょっとした祭りじゃないの。。。


実はこれと似たシリーズの作品は他にもたくさん出ているみたいです。
ガチバンMAX


「ははっ。まったく一つの映画がちょっとビデオ化とかしちゃうとまた似たようなのがどんどん出て来るんだよね〜〜困ったもんだよww」などと思っていたまいんですが、正直内心では

「なんで借りられてんだよ！！！！！！！！」と思っていました。

まいんは「ガチンコ　喧嘩上等」ではイケメン祭りはたっぷり楽しみました

内容？もちろん二の次です！！！！

（等と書いてますが実際は映画としてもちゃんと作られた作品です
作り込まれた喧嘩シーンあり、暴力映画にはなくてはならない残酷描写あり、男同士の絆あり、細かい演出もありでよくできた作品ですよ）

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オリンダのリストランテ。

映画を二本観たので、記事にしようと思います。

チャーリーバートレットの男子トイレ相談室


成績優秀で金持ちのチャーリーバートレットは怪しいビジネスに手を出してどの高校も退学にさせられてしまう。学校で人気者になりたいチャーリーは自分が処方された精神安定剤を学校で売るビジネスを始めるが。。。

お金持ちのボンボンが人気者になりたいがために精神科まがいの商売を始める、というストーリーなんですが、チャーリーもチャーリーならお母さんもお母さんです

母「高校では人気より大事なものはないの？」
チャーリー「他に一体何があるの？」
母「思いつかないわ」

勉強じゃないの？と思うんですが、（人の事は言えませんが。。。）こんなに甘やかしてたら、問題児になるのも当然かな。。。

おちゃらけた映画っぽいですが、内容は割とまじめな映画でした
あと、チャーリーの彼女の父親役がロバートダウニーjrなんですね。（映画版シャーロックホームズの人）全然気づきませんでした

若者の思春期の悩みを描いた作品だと思うんですが、みんな子供に甘過ぎじゃない？？？？

主人公達の悩みの根底にあるものが親との関係、ていうのがみょーに納得できないですが、若者の気持ちを描いた良い作品だと思います


↓これ面白かったです

オリンダのリストランテ


ペーターは昔の恋人を捜しに単身ブエノスアイレスに来たが、宿で財布を盗まれてしまう。お金もなく、言葉も通じないペーターは、偶然知り合ったリストランテの女主人オリンダの世話になるが。。。

スペインが舞台の作品ですが、オリンダのレストランも昔ながらの田舎のレストラン、という感じで雰囲気があって素敵です
故郷とは何かみたいな事を考えさせられるシーンもあり、地味ですがじわじわと面白い作品でした
オリンダの周りを取り巻く人達の人間ドラマも味があって面白いです

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北陸ブルース。

youtubeでたまたま見つけてハマった、今最も熱いアニメです。

富山在住のアニメーター集団、ザ　ビリッチさんというグループが作ってらっしゃるのですが、かなり面白いです。

富山の観光アニメなども手がけてるそうです。
北陸ブルースは宅配パン屋さんのプロモアニメらしいのですが、金沢のタクシー会社をモデルにした「プロタクシー」という新シリーズもあります。

気になる方はこちらから！！
北陸ブルース
http://www.youtube.com/watch?v=SV4FLZ5F2io&feature=search

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卒業。

ダスティンホフマン主演の映画です


オープニングの曲が流れて来た瞬間「あ、この曲」って思いました。

若い頃のダスティンホフマンの主演作ですが、
ダスティンホフマンにもこんな時代があったんですねわかります

ストーリーは堅物の優等生ベンジャミン（ダスティンホフマン）は、気になる幼なじみエレインの母親ロビンソン夫人に誘惑され、ロビンソン夫人と肉体関係を持ってしまう。。。というものです。

なんていうか、本当にここらへんは人それぞれ感じ方が違うと思うんですが、
こういう体験ってかえって後々のトラウマになりませんかね？？？
なんていうか、アバンチュールというよりは、降って湧いた災難みたいな感じがしますが。。。

またベンジャミンがイライラするというか、「ぶつぶつ言う前にさっさと帰れよ」って思っちゃうんですが、結局ロビンソン夫人に子供のように叱られ関係を持つ始末なんだかとほほ感満載です。

なんていうか、ムードもへったくれもない感じですが、最初のお相手がロビンソン夫人って、ハードル高すぎない？？？
富士山にTシャツで登るようなもんじゃない？？？

なんていうか、もっと歳の近い相手とか、ねえ、なんかなかったの？？？

結局ベンジャミンはなし崩しにロビンソン夫人との関係を続けてしまい、娘のエレインには近づくなと約束させられてしまいます。
それじゃ、ダメやん。。。

なんていうか、主人公ベンジャミンはダメダメ感満載なんですが、それを演じてるダスティンホフマンがやっぱり凄いと思いました

エレインが気になるベンジャミンはエレインをデートに誘いますが、ロビンソン夫人に「娘に関係を全部バラす」と脅される始末です。
なんていうか、一度のアバンチュールだけならありがたい存在ですけど、身体の関係があったぐらいでここまで執着されたらたまったもんじゃないなって思います。

ここらへんがこの映画が他の背徳系映画と違う所で、ロビンソン夫人は決してものわかりの良い一夏のロマンスのお相手ではなく、ベンジャミンの大きな障害になっていきます。

まあそれも何もベンジャミンがバカすぎるのが悪いと思うんですけど、まいんがベンジャミンの立場だったら速攻娘にばらしますけどね。
こっちは他人の関係ですけど、家庭が崩壊するのは向こうですから

結局ベンジャミンはエレインに関係を自ら告白し、その事でロビンソン夫人との関係もエレインとの関係も終わってしまいます。

ここからが、この映画の面白い所です

なんていうか、恋愛にはロビンソン夫婦のような関係もあれば、エレインとベンジャミンのような関係もあるんだと思いました

夢物語ではありますが、観終わった後大切な事に気づかされるような気がします

ベンジャミンには終始イライラしますが、最後は実はこの作品は恋愛が主題の作品ではなく、常に大人の求める良い子でいつづけてきたベンジャミンが自分の考えを持ち大人になるストーリーだったんだなと思いました

面白い。。。とは少し違いますが、心に残る名作だと思います

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ベティの小さな秘密。

ベティの小さな秘密


ベティの父親は精神病院の院長先生。
母親はピアニストだったが彼氏ができて街へ出て行ってしまう。
お姉ちゃんは寄宿学校へ行き、ひとりぼっちになったベティは、精神病棟から逃げて来た患者のイヴォンを納屋でかくまうようになる。。。

小学生にして大きな秘密を持ってしまうベティですが、子供の繊細な感情を描いた作品だと思います

「パパは変な人が好きなの？」

「本当に好きなの？それとも仕事だから？」

「本当に好きだよ。
彼らはみんな生きるのに不器用なんだ」

「私も気が変になる。
私も生きるのに不器用なのよ。」

「お前は繊細なんだ。
とても感じやすいんだよ」

最初、ベティは一体何に不安を感じているんだろう？と思ってしまうんですが、単純に「死」というものを怖がっているのかそれとも自分の生活に影を落とす不安が「得体の知れないもの」のように感じて恐怖を感じているのか。。。
等と考えてしまうんですが、結局のところハッキリした答えは映画の中には表されていません。
でも、ベティの幼い心の揺れみたいなものが良く出ている作品だなあと感じました

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