なりたくない職業。

前記事で、あさりちゃんの魅力が語り切れなかったので、今どうしても後で書きたくなったあさりちゃんのストーリーについて語ります。

てんとう虫コミックス87巻

「なりたくない職業で考えよう」

「泥棒、スリ、銀行強盗、ひったくり、振り込め詐欺」

「なに、それ」

「なりたくない職業。。。」

「犯罪は職業じゃない！！」

学校で、なりたくない職業について作文を書く事を宿題に出されたあさりちゃん。タタミになりたくない職業について聞くがママはそれを聞いて鬼の形相で大激怒。

「学校に文句を言って来ます！！！」

「ママがモンスターペアレントになった」

校長室で、直談判するさんごママ。
「学校は子供に職業に上下はないと教えるとこでしょ。
笑ってごまかさないで。教育者としてそこんとこどーなのよ」

「ところで浜野さんのお母さん、お弁当屋さんでパートしませんか。わたしの知ってるとこで、料理の得意な人探してるんですよ」

「だ。。。だめよ。料理は下手じゃないけど、得意じゃないし。
そもそも、お弁当は自分で作るもんでしょ。買うもんじゃないわよ。」

「ーーーでも、必要とするからお店があるんですよ。」

「お店があるから、必要とする人が出てくんのよ」


「つまり、そーゆーことです」

はい？

「子どもはまだ、働いたことがありません。
職業について知ってることは、表面的なこと。あとは想像です。
そのていどでいやだ、なりたくない。。。という。
でもそれは世の中に必要とされているし、なければ困る人が大勢いる仕事かもしれない。
ひとりひとり作文を読みあげて、クラスのみんなで考える。職業に対する思い込みや偏見を、子ども達みずからに気づかせるのが目的です。」


ママにどうしてその事を説明しなかったの！！と今度はあさりを追いかけるママ。

「教育者として困るんだな、ああいう親」
苦笑いする校長。

今、子ども達にこんな事を教えれる教育者がいるだろうか。。。

金目当てで教師になる人間が多い学校の先生には、無理だろうと、まいんは思います。（全ての人ではありませんが。。。）

タグ：タロット