タロットいろいろ。

今回は、タロットカードに書かれている図柄について色々と考察してみたりしようかと思います。
まあまいんにもとより考察なんて大した事はできる訳ないのでもちろん読み飛ばし可です
（誰も読んでないって。。。？失礼しました）

タロットの中の「恋人」というカードについて色々考えてみたいと思います。

恋人のカードの意味は恋愛ももちろんありますが一般的な解釈は選択です。
右と左に男性と女性が描かれ、二つある道のどちらか一つを選択する事の大切さを現しています。

まいんがこのカードを見てよく思い出すのがドラゴンクエストというゲームなのですが、たしかドラゴンクエストでは勇者が２人いるうちのどちらかのお嫁さんと結婚するかを選ぶ事ができるんですね。
（たしかビアンカとフローラだったと思うんですが）
もちろんRPGなのでどちらかのお嫁さんを選んだらゲームオーバーになるという事はなく、どっちを選ぶかで貰えるアイテムが違ったりパーティーの戦闘力が変わったりという事だったと思いますが。。。

ゲームを攻略するのにお嫁さんの持つ能力が対照的なのでたしかにプレイヤーがどういう能力が必要かによって意見は分かれますが、どちらを選んでもメリットはありますが大きな差が出る事はなかったと思います。むしろちゃんとクリアーできないとしたらそれはこまめにセーブをしないからです。

私たちは日常の中であの時違う道を選んでいたら幸せになれたのかな。。。等とよく考えますが、実際は違う道を選んでも同じ事を考えてしまうのでしょうね。
でも、そこでその道を選択したという事には何か意味があるとも思えますし、何を選択するかという事に一番その人らしさが出ると思います。どの道を選んでも、後悔しないように一生懸命生きる事が大切だと思います。
でも、そうは思ってもふとあの時こうしていれば。。。と思ってしまいますよね。後悔しない事なんて人間には無理かもしれません。
だからこそ、ボス前でちゃんとセーブをしろと口すっぱく言われるわけです。
（あれ。。。？）

また、ウェイト版の「恋人」のカードはアダムとイブ、エデンの園が描かれており、「知恵の実」の神話を現していると言われます。
蛇にそそのかされたイヴ（蛇は性欲の象徴だという解釈もありますが）はアダムと禁断の「知恵の実」を食べてしまい、自分たちが裸である事を恥ずかしく感じるようになり、その事によって楽園を追放されます。これは原罪などとよく言われます。
しかし、この神話、なんか変だなと思いませんか。
そもそも全能の神がわざわざ食べてはいけない実をアダムとイヴの目の届く所に置くでしょうか。
（神話の神は基本的にあまり全能じゃないというツッコミはありますが）
ひょっとしたら神は人間に何が罪かを身を持って教えたくて、あえて罪を犯させたという考えもできないでしょうか？
彼らは楽園を追放され、幸福ではなくなりましたが、ただ与えられた幸せを享受するだけの人生は幸福でしょうか？
もちろんそれこそが無上の幸福かもしれませんが、しかしそれだけでは人間の成長や自立心などは生まれないと思いますし、まず原罪がなければ人間は自分たちの世界をつくりあげようとはしなかったのではないかとも考えられます。

タロットカードは流派やイラストレーターによって色々絵柄が違いますが、そこでまた受けるイメージも変わったりします。



写真がお粗末で本当すいません物を投げないでください
（クロスぐらいねーのか！！！！）

トートタロットです
たしかにこのカード絵柄がアレな事で有名なんですが、まいんも自分の実力に見合わずこのカード持ってます。
たしかにちょっと気持ち悪いカードなんですが、なんとなく陽気なイメージもあったりして、気持ち悪いけどくせになる。。。例えるならとんこつラーメンのようなものでしょうか
（全然違います。）

このカードが気になるのは通常女性と男性で現されているカードが、さらに白人と黒人になっている点です。
何故２つの人種を描かなくてはならなかったのでしょうか？
まいんの持っているエッティラのカードも、「悪魔」のカードは白人と黒人がほぼ「恋人」のカードと似たような構図で左右に描かれています。この当時黒人にまでタロット占いが普及していたとは考えにくいのですが、何故男女で現されている構図がカードによっては白人と黒人で表現されているのか。。。気になる点ではあります。

など、色々と考察してみるとまた違った面白さがあるかもしれません。
まあ、どーでもいいよと言われたら本当その通りですねすいません。

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